今週の一冊:リバーキーパーズ

リバーキーパーズ

書名 リバーキーパーズ
副書名 ハドソン川再生の闘い
著者名 ジョン・クローニン/著
著者名 ロバート・ケネディ・ジュニア/著
著者名 部谷 真奈実/訳
著者名 野田 知佑/監修
価格 ¥2800
出版者 朝日新聞社
出版年 2000.8
大きさ 20cm
ページ数 342p

2年位前、図書館で本棚を物色しているとき、この本を見つけた。
監修:野田知佑と書いてある。
でも、難しそうなので、ずっと敬遠してた。
昨年末、正月に読もうと、他の数冊の本と一緒に借りた。
本の内容を要約すると、
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アメリカのニューヨーク州を流れるハドソン川を水質汚染から守るため、
漁師と釣り人が立ち上がり、環境法という法律を盾に企業/政府の環境汚染に訴訟を起こす。
環境法とは、汚染源の清掃のほか、訴えた人が罰金の半分を訴追者が受け取れるアメリカの法律。
これを資金源にリバーキーパー(半分ボランティア?の会社)が設立された。
その運動は全米中に広がり各地で同様なグループが設立される。
しかしながら、運動は企業と癒着した役人に邪魔され必ずしもうまくはいかない。
企業のロビースト達はアノ手この手で巻き返しを狙う。
エセ環境保護団体を作り、資金にモノを言わせエセ情報を流す。
そして環境法の無力化さえも狙う。
しかし、環境の大切さに気が付いたアメリカ人達はその魔の手にだまされずに環境保護を守る。
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という様なあらすじである。(1960~1999年位の年代)

この本を読む前に、
・独りだけのウィルダーネス(アラスカの本)
・極北に駆ける(植村直巳)
・サラリーマン転覆隊が来た!
・100万回のコンチクショー(野口健)
・そして、奇跡は起こった!(南極探検シャクルトン隊)
を読んできた。
(野口健では、コメントで野グソ談義もあった。)
読み終えて思う。
もし、数冊の本を読む順番が間違っていたら
この本を読破できなかっただろう(笑)
十分に環境意識の高まった今だから読破できたと思う。

この本を読み終えた感想として言いたいことがある。
自然を保護しなければならないということである。
(積極的に。)
mituは今まで、あまり環境保護意識が無かった
唯一、らしいことをしたのは愛知万博の開催前に、
海上(かいしょう)の森の万博会場反対署名したことくらい。
実家から近かったので昔からバイクで走り回っていた。。
↑今考えれば環境破壊?
でも、その森がなくなるのは偲びがたかった
万博開催後は住宅地になる計画だったからだ。
環境万博といいながら、最大の環境破壊をしようとした役人が許せなかった。

だからといってデモにも参加しなかったし、寄付もしなかった。
環境保護団体なんて、なんだかゲリラの様な怪しい集団だと思ってた。

でも、そんなことを言っていられない現実を感じることがある。
FLYフィッシングにおいては特に強く感じている。
入浴施設からの排水,ゴルフ場の農薬,それに無駄で不要な河川工事。
どれも、簡単に生態系に影響を与える。魚が住めなくなる。
アウトドアが好きだなんて言いながら、今まで環境保護に無頓着過ぎた。
これからチャンスを見つけて積極的に行動したい!

最後に本の中に書いてあったこの言葉を紹介したい。
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セネカ族の酋長として、オレン・ライアンズはかつてボビーにこう語った。
「我々が地球のために自然を守っていると思うのは傲りだ。
この星はもう四十億歳なのだから。地殻の厚さは六十五キロにもおよぶ。
氷河期も熱帯期も、火山が噴火しても地震が起きても、地球は生き延びてきた。
自然は我々がいなくても生き残っていける。
だが、我々は自然がなければどうなるだろう

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確かに、スキーのできる、登山のできる山がなければどうだろう。
釣りのできる、キャンプのできる、泳ぐことのできる川がなければ
mituの人生はとてもつまらない人生だと思う
自然を守らなければ行けないのは自分や子供達の為である。

それに野田知佑さんの嘆きも少し理解できた気がする。
環境意識の高まりを示す中、マスコミの一時的な報道に流されず、
自分の地元の川や山を見て、今の状況が良いのか判断すべきである。
今より良くするために行動すべきである。
野田知佑は日本のロバート・H・ボイル(リバーキーパー創設者)
なのかもしれない。

お奨め度:☆☆
(とても大切なことが書いてある本であり、お奨めであはあるが・・・。
難しすぎる。)
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2008-02-29(Fri)
 

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Re: 今週の一冊:リバーキーパーズ

うわー!こんなところに「万博反対だった」って堂々と言っちゃう人がいてくれた!嬉しいです!それだけで嬉しいです。僕も反対でした。単に感情的にではなく、学生時代から長良川河口堰の問題で開高健や野田さんの思想を受けた上で判断した万博反対でした。当時はこの地方では「反対」を唱えるだけで非国民扱いでしたが・・。海上の森も何度か行きました。(真冬に軽装で物見山から猿投山に向かって道に迷って遭難しかけたり・・反省・・)あそこは「あのまま」が一番いいです。(オオタカの問題云々にすりかえられちゃったけど)あ、話すと長くなるのでまたの機会にしますね。僕もその本、読んでみようかなと思います。では!
2008-03-01 15:49 | mini | URL   [ 編集 ]

to miniさん

おー!万博反対派がココにも!
海上の森、猿投山、物見山は学生時代からの遊び場でした。
某H林道は学生時代良く行きました。
最近はイロイロ問題多くて進入禁止にされてしまい残念です。
オオタカの問題にすり替えられてしまったけど、
それでも、アノ森が残っているだけで満足です。
しかも、マスコミのおかげで世論が見方したことが良かった。
やっぱり、自然のまま残すべき森(里山)を考えるべきです。
何でも、かんでも、公園にすべきではないと思うんです・・・。
話が長くなるので今日はこれくらいで(笑)
それを考えるとBF東愛知の裏山って魅力的なんですよね。
2008-03-02 18:42 | mitu | URL   [ 編集 ]

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